KOA株式会社
<新製品ニュース>

耐パルス・耐サージチップ抵抗器の定格電力を拡大しました

KOA株式会社

2024.07.24

端子部温度規定で更なる高電力化を実現

SG73シリーズ画像KOAの耐パルスチップ抵抗器SG73P/耐サージチップ抵抗器SG73Sは、端子部温度規定を活用した仕様の見直しを実施することで、従来より高い定格電力でお使いいただけるようになりました。
2012㎜サイズで従来比1.5倍の定格電力0.75Wを保証するなど、1005㎜~3225㎜の全てのサイズで定格電力アップを実現しています。
またカテゴリ電力(*¹)により高温下でも高い電力印加が可能となり、2012㎜サイズでは155℃で最大0.375Wの電力でご使用頂けます。
汎用のチップ抵抗器(RK73シリーズ)に比べて定格電力が高く、回路の小型化や部品点数の削減に貢献します。
AEC-Q200に対応しています。


【用途例】

カーエレクトロニクス、電源、産業機器、等 
詳細はお問い合わせください。

形名 サイズ
(㎜) 
定格電力
(W)*²
 端子部温度
(°C) 
T.C.R.
(×10-6/K)
抵抗値
(Ω)
SG73S 1E
SG73P 1E
1.0×0.5 0.33 105 ±200 1 ~ 10M
SG73P 1EW 0.33 ±100 ~ ±200
SG73S 1J
SG73P 1J
1.6×0.8 0.5 ±100
SG73S 2A
SG73P 2A
2.0×1.25 0.75 ±100 ~ ±200
SG73S 2B
SG73P 2B
 3.2×1.6  1  ±100 ~ ±200
SG73S 2E
SG73P 2E
 3.2×2.6  1.5  ±200
*¹ カテゴリ電力・・最高使用温度で印加できる最大の電力。SG73P/SG73Sの場合は定格電力の50%
*² 表中の定格電力でご使用いただくためには、定格端子部温度(Terminal part temp. (°C))以下でご使用ください。

耐パルス・耐サージチップ抵抗器SG73P/SG73Sの設計支援データはこちら

 

 

端子部温度規定による定格電力UPとカテゴリ電力の設定

SG73_up_imageーPrevious spec従来の定格電力

ーNew spec見直し後の定格電力

カテゴリ電力:
最高使用温度で
印加できる最大の電力。

2012mmサイズの見直し後の定格電力は、
従来の1.5倍です。

<2012㎜ size>

製品に関するお問い合わせ:

  TEL:052-332-2500

この情報は、KOA株式会社のホームページに基づいて掲載しており、最新の情報は下記URLからご確認ください。
https://www.koaglobal.com/news/product/202407_sg73_up