株式会社村田製作所
<新製品ニュース>

村田製作所 発生イオンを増量させたイオナイザ(DC入力シリーズ)のラインアップ追加

株式会社村田製作所

村田製作所は、発生イオン量を約1.6倍に増量した新型イオナイザ「MHM332タイプ」を開発し、量産を開始しました。低電圧で効率的にイオンを発生させるこの製品は、従来製品と比べて空気清浄機能が向上し、オゾン発生量は同等に抑制されています。また、基板サイズや取り付け位置が従来製品と共通化されているため、簡単に置き換えが可能です。村田製作所は今後も技術開発を進め、安心・安全な社会の実現に貢献していきます。(ミタチ産業要約)




発生イオンを増量させたイオナイザ(DC入力シリーズ)のラインアップ追加

2025/03/26

株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、MHM3シリーズ(DC入力シリーズ)のイオナイザ「MHM332タイプ」(以下、「当製品」)を開発しました。2025年3月より量産を開始しており、サンプル提供可能です。

健康維持や衛生への意識の高まりから、空気清浄に対するニーズが高くなっています。特に、PM2.5(微小粒子状物質)による大気汚染の問題が世界的に広がっており、空気清浄機の性能アップや他家電製品への空気清浄機能の追加が強く求められています。
そこで当社は、低電圧で効率的にイオンを発生させる当製品をライアップに追加しました。当製品は、高圧電源を新規設計することで、当社従来製品「MHM305タイプ」と比較して、空気清浄機能に影響するイオンを約1.6倍に増量※1することができました。一方で、オゾン発生量は当社従来製品同等に抑制しています。
当製品は基板サイズ、取り付け位置、インターフェースを当社従来製品と共通化しているため、当社従来製品をご採用いただいている場合、容易に置き換えが可能です。
さらに、当製品は高圧電源部品を共通化することで、当社従来製品よりも注文から工場出荷までのリードタイムの短縮を実現しました。
当社は今後も技術開発を進め、人々が安心・安全に過ごせる社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1MHM305タイプとMHM332タイプの違い
Before(MHM305タイプ) After (MHM332タイプ)
イオン量 5,000,000pcs/cc 8,000,000pcs/cc
主な仕様
製品名 MHM332タイプ
入力電圧 DC12V(10.8-13.2V)
入力電流 55mA(typ.)
イオン量 8,000,000pcs/cc(typ.) ※当社測定条件による
オゾン量 0.15mg/h(typ.) ※当社測定条件による
サイズ 53.0×31.0×19.3mm(高圧電源部分)
出力線長 100mm/200mm/300mm


製品サイト

製品詳細はMHM332タイプをご覧ください。



ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。




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