ヒロセ電機株式会社
<新製品ニュース>

ヒロセ電機、車載用ロック付き2ピース基板対FPC/FFCコネクタの一般販売を開始

ヒロセ電機株式会社

2024年4月30日

ZK1シリーズ

ZK1シリーズ

● 今後ますます需要の高まる電気自動車が抱える課題

国際エネルギー機関(IEA)の発表データによると、2022年の世界の電気自動車の販売台数は1,020万台。総台数は2,600万台に達し、2030年には2億3,000万台を超え、路上を走る車の7台に1台が電気自動車になると見通しています。

需要の増加が予測される中、EVメーカー各社は航続距離を延ばすため、車両の軽量化やバッテリー容量増加に努めています。そのため、車両内を張り巡らすハーネス部分は、従来の電線ケーブルからFPC(フレキシブル基板)やFFC(フレキシブルフラットケーブル)へと変化が進んでいます。ケーブルをFPC/FFCに変えることで、ハーネスの軽量化、引き回しの省スペース化、ケーブルの結線作業が不要となります。その結果、組立を簡易化することができるため、ますますFPC/FFC化のご要求が高まっております。

● 電気自動車に求められる様々なニーズに対応し、組立性の向上やセットの軽量化に貢献

この変化に対応するため、ヒロセ電機は「ZK1」シリーズを開発、一般販売を開始しました。本シリーズは、車載用のロック付き基板対FPC/FFCコネクタです。高さ11.0mm、幅44.2mm、奥行き25.1mmと小型でありながら、125℃環境で使用可能な高耐熱設計を実現しています。

特長:車載用、ロック付き、基板対FPC/FFCコネクタ
・FPC/FFC接続ながら堅牢なロック構造により、車載信頼性と小型軽量を両立
・フィンガープロテクト対応による、感電防止構造
・125℃環境で使用可能な高耐熱設計
・2点接触による異物対策

● 今後の製品展開

今回販売を開始した「ZK1」シリーズはEVバッテリーやインバータ、DC/DCコンバータなど、電気自動車内の様々なアプリケーションにご利用いただける製品です。ヒロセ電機は、今後も多様化する接続ニーズにお応えし、機器の進化に貢献してまいります。

■ZK1シリーズについて
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