ヒロセ電機、0.5mmピッチの車載対応、2点接点FPC/FFCコネクタ「FH75」シリーズに、0.4mmピッチの新製品「FH75M」シリーズを追加。 ～ 車載デバイスに対応できるコネクタのラインナップを強化 ～

　昨今、自動運転の普及により車室内空間が重要視され、ディスプレイの高精細化・大型化が進んでいます。それに伴い、必要な信号数の増加に対応できる多極かつ小型なコネクタが求められています。そのニーズに応えるべく、ヒロセ電機が開発し2020年にリリースした0.5mmピッチ、125℃耐熱の車載対応FPC/FFCコネクタ「FH75」シリーズは、車載ディスプレイを中心に多くのお客様にご採用いただいております。

　そして今回、新たなバリエーションとして0.4mmピッチの「FH75M」シリーズをリリースいたしました。「FH75」シリーズの特長である125℃の高耐熱性や2点接点構造による高接触信頼性はそのままに、端子ピッチを0.1mm小さくし更なる小型化を実現しております。また、「FH75」シリーズは80芯まで展開する計画に対し、「FH75M」は今回100芯にて製品化を進め、120芯までの展開を計画しております。

0.4mmピッチ、多極対応、2点接点、125℃耐熱FPC/FFCコネクタ「FH75M」シリーズ
1．0.4mmピッチの小型設計かつ多極に対応（80、100、120芯）
2．独立したバネ性のある2点接点構造により異物付着による接触不良を低減
3．125℃耐熱対応、各種車載機器向けの厳しい試験条件を実施