オプテックス株式会社
<新製品ニュース>

新型 車両検知センサー『OVS-02GT』発売

オプテックス株式会社

2023年11月28日

~ 継続的な製品性能向上を目指すパートナーシップをスタート ~

オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、2023年11月28日より、ゲート用車両検知センサー『OVS-02GT』(以下、本製品)の国内販売を開始いたしました。併せてオプテックスのビジョンにご賛同いただける駐車場機器メーカー様と、共同で実地テストを行うパートナーシップ『ViiK ECOSYSTEM PARTNER(ビーク エコシステム パートナー)』についてお知らせいたします。

OVS-02GTの画像
OVS-02GT

車両検知イメージ
レーダーで車両を検知


オプテックスの車両検知センサーについて

駐車場の車室やゲートの路面には、物体を検知するために磁界を発生させる「ループコイル」という電線が埋設されています。施工やメンテナンス時には広範囲のアスファルトを切削する必要があり、施工性や景観保護の観点で課題がありました。

また近年は労働者保護の必要性から、国内外で粉塵対策※も求められるようになりました。日本では水を流しながら切削していますが、粉砕されたアスファルトなどが混ざった水は産業廃棄物となるため、地中や排水溝に流出しないよう回収したり、排出自体を抑制したりすることが求められています。

そこでオプテックスはループコイルなしに車両を検知でき、施工規模もコンパクトなセンサー『OVS-01』を2016年に発売。これまでに国内外で70,000台以上を販売してまいりました。

アメリカ労働安全衛生局の職業安全保護法でループコイル用カット時の粉塵対策が義務化(2017年9月)


ループコイルの施工イメージ
ループコイルの施工イメージ

※OVS-01のポール設置イメージ
※OVS-01のポール設置イメージ


本製品の特長

①物体判別と車両検知の技術を新開発(特許出願中)
独自開発した検知アルゴリズムを導入。センサー部を低コストに抑えるとともに、ゲートに対して斜めに進入してくる車両に対しての検知性能や、人と車を判別する能力を向上させました。これにより、旋回しながら入庫するケースが多い立体駐車場や、頻繁な人の往来がある場所にも対応可能になりました。


②耐環境性能の向上

内部ヒーターの配置や形状を見直し、耐雪性能を向上。IP66を備えています。


③施工性の向上

専用の施工・メンテナンス用のアプリを開発。
複数の機器を設定する際にも、容易に条件を再現できます。

 詳しい製品情報はこちら


【本製品を活用した提供システム例】


ViiK ECOSYSTEM PARTNERについて

本プログラムは、ループコイルに代わり「環境や社会にさらに優しいセンサーとして、車両検知のデファクトスタンダードになる」というオプテックスのビジョンに賛同いただいた駐車場機器メーカー様に参加いただきます。

オプテックスはOVS-02シリーズを好条件でご提供し、駐車場機器メーカー様には実地でテストできる現場をご紹介いただきます。製品性能を引き出したり、新しい活用方法を模索したりし、共同で日本の駐車場や機器の在り方を変えていく取り組みです。

なお、お申し込み後にオプテックスよりご参加の可否についてご連絡させていただきます。


今後の展望

2024年内には国内のボリュームゾーンとなるコインパーキング車室用センサーの販売も予定しています。

オプテックスは今後も車路管制システム総合メーカーを目指すとともにスマートモビリティ社会に貢献し、当社グループのビジョン「特定用途向けセンサー&ソリューションでグローバルNo.1を次々に生み出していく会社に」の実現を目指してまいります。


商品に関するお問い合わせ:

  TEL:052-332-2500

お問い合わせ

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この情報は、オプテックス株式会社のホームページに基づいて掲載しており、最新の情報は下記URLからご確認ください。
https://www.optex.co.jp/news/2023/1128.html